この事例の具体的なプロセスをご紹介します。
まずはお客さまの環境で最も問題になってる部分の抽出を行います。実際に凍結が発生するタイミング、気候条件、頻度を聞き取り、土台となるデータ収集を行います。
実際に得られた情報からHSP(ヒート・シミュレーション・パッケージ)による熱解析を実施します。実際に凍結する箇所がどの程度の温度になっているかを可視化していきます。
HSP(ヒート・シミュレーション・パッケージ)による熱解析をもとにポイントを絞って実機での温度測定を行ます。より解析精度を高めることで最小限の熱源で問題を解決できるような道筋を作ります。
HSP(ヒート・シミュレーション・パッケージ)による熱解析と実機測定の結果、熱源は不要で、極端に温度の下がる部分に断熱材を設けることで解決できることがわかりました。それによって余計な電力消費や投資をする必要性がなくなりました。夏場に本来の目的である圧縮空気が冷めるかどうかの確認を行い、必要箇所には着脱可能な断熱材を提案しました。
お客様
長く問題になっていた事象が目に見える形で顕在化でき本当に助かりました。また温めたら良いという先入観で解決策を練っていたところ、実際は圧縮空気の熱を維持することで解決できそうなので、余計な時間やコスト、電気周りの設計に労力を使わずに済みました。
河合電器
熱はなかなか目に見えないので、可視化することで一気に問題が解決することができます。満足いく結果を出すことが出来てよかったです。
通常、メーカーは自社製品を使ったプランニングを行うことが一般的ですが、河合電器の熱のコンサルタントは、他社製品に関するご相談であっても、お客様が改善したいテーマに真正面から取り組みます。
今や河合電器にとって製品を開発することは、お客様の抱える課題を解決するための一つの手段でしかないと考えています。90年を越える経験により培った知恵を通して、お客様の抱える課題、そこへ至った経緯も含め、全体を見ながら最適なプランをご提案いたします。
熱のコンサルタントはお客様のご都合に合わせて柔軟な対応が可能です。
費用も案件ごとに異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。
0120-394-758平日9:00〜17:00 (休・祝日を除く)
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