この事例の具体的なプロセスをご紹介します。
まずはヒーターの使用環境について詳細なヒアリングを行いました。
ヒーターを使用していたのは半導体検査装置で、主にカートリッジヒーターとシリコンラバーヒーターが用いられていました。半導体検査装置は河合電器にも豊富な実績がありますので、ヒーターを使用する上でのノウハウが豊富です。さまざまなご支援が可能であると、お客さまに説明いたしました。
熱の基礎理論をより多くの人に理解していただくにはセミナー形式が最適だと思われましたので、セミナーの開催を提案させていただきました。結果、お客さまからのご提案もあり、温調器メーカーと初の合同セミナーを開催するに至りました。
セミナーでは、熱の基礎を知らないと事故につながるようなデリケートなポイントを重点的に、また熱をより身近に感じていただけるよう、お客さまの実際のご使用環境に基いてわかりやすく講義を展開していきました。
お客様
身近な機械が例題になっていたので、とても理解しやすく助かりました!温調器メーカーによるセミナーもあり、とても有益な知識を得ることができました。ありがとうございました!
河合電器
多くの関係者に参加していただき、河合電器としてもたいへんやり甲斐がありました。また、製品の設計や製造だけではなく、知恵を提供するという河合電器のスタンスをより深くご理解していただくことができ、とても有意義な一時を過ごすことができました。こちらこそありがとうございました!
通常、メーカーは自社製品を使ったプランニングを行うことが一般的ですが、河合電器の熱のコンサルタントは、他社製品に関するご相談であっても、お客様が改善したいテーマに真正面から取り組みます。
今や河合電器にとって製品を開発することは、お客様の抱える課題を解決するための一つの手段でしかないと考えています。90年を越える経験により培った知恵を通して、お客様の抱える課題、そこへ至った経緯も含め、全体を見ながら最適なプランをご提案いたします。
熱のコンサルタントはお客様のご都合に合わせて柔軟な対応が可能です。
費用も案件ごとに異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。
豊富な開発経験を持つ専門メーカーならではの高い解析技術、鋭い着眼点、そして深い洞察力を駆使し、確実に成果につながる熱解析と熱設計を提供いたします。
専門メーカーとしての豊富な開発経験を基に、熱源の選定や最適な温度管理、ヒーター設計に関する専門的なアドバイスを、電気ヒーターの販売とは切り離した形で提供いたします。
熱源を必要とする設備の開発について、構想や企画段階からプロジェクト全体にわたりサポートいたします。必要に応じて、河合電器のエコシステムを活用し、お客様の設備開発成功に向けたネットワーク構築もお手伝いします。
加熱後に冷却が必要な設備の開発において、加熱機構と冷却機構の設計を一体化した熱設計を提供いたします。お客様のニーズに合わせた最適な温度管理を実現し、エネルギー効率や機器の耐久性を考慮した高度な熱マネジメントをサポートします。
他社製ヒーターで発生している断線、発火、均熱不良、漏電、絶縁低下、錆などの不具合について、根本原因を徹底的に調査し、改善策を含めたレポートを納品いたします。緊急のご相談にも応じます。
0120-394-758平日9:00〜17:00 (休・祝日を除く)
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