発熱体であるニクロム線を金属パイプ(シース)で覆ったヒーターです。
日本国内に限らず海外でも、非常に多く取り扱われている基本のヒーターです。
一般家庭では家電製品の暖房の熱源として親しみがあるヒーターで、また家電製品に限らず工場設備、装置にも使われており、熱源として考える時に、一番に名前が上がるぐらいメジャーなヒーターです。
シーズヒーター
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シーズヒーターの発熱原理は抵抗加熱となります。
抵抗加熱とは抵抗に電流を流し、熱を発生させる方式のことをいいます。
抵抗で消費された電力はすべて熱に変換され効率がとてもよく、電流を流すだけのシンプルな方式であり、燃焼加熱のような排ガスもないため、非常にクリーンな特徴があります。
シーズヒーターの場合、抵抗にあたるがニクロム線です。
ニクロム線に電流をながしてニクロム線が熱を発するということになります。
簡単に言うと、ニクロム線に電圧を加えると、ニクロム線内部で電子とニクロム線の中にある原子がぶつかり合い激しく振動を起こします。この振動により熱が発生します。
図のように発熱するニクロム線が金属パイプの中で螺旋状になって配置されており
金属パイプとニクロム線の隙間にはマグネシアと呼ばれる絶縁するための粉末が入っています。図の両側の端子部分に電気を流すとニクロム線が発熱し、金属パイプに熱が伝わって
表面が熱くなる仕組みです。マグネシアがあることで金属パイプには電気は流れず感電することはありません。
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