PEACOTT THERMAL UNIFORMITY SHEET

  • Peacott 熱流制御シートとは

    高熱伝導材料を絶縁材で覆った河合電器オリジナルの熱制御シートです。
    最大の特徴は、熱拡散性高い熱輸送量です。
    ヒーターや冷却システムと組み合わせて使用することで、温度分布の改善や装置の高効率化(温度安定までの時間短縮)などの効果を得ることができます。

  • Peacott 熱流制御シート
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  • 原理

    Peacottの最大の特徴は熱を広げることにあります。
    熱には、伝導・対流・放射の3つの種類があり、Peacottは伝導の原理で熱を広げます
    伝導効率を最大限発揮するためには、材料の熱伝導性と厚みが重要です。

    Peacottにおいては、構成材料の熱伝導率がXY方向で1000(W/mK)程度です。(参考値)
    一般的に熱伝導率が高いと言われるアルミ材でも140(W/mK)程度のため、Peacottはその7倍近くの熱伝導率を持っていると言えます。
    更に標準厚みは3.6mm程度あるため、産業機器用ヒーターの熱流束規模でも瞬時に熱拡散する力を備えています。

    これにより、ヒーターより伝導された熱が瞬時に全面に広がることで、ワーク表面の温度分布が均等になる効果が生まれます。

    <Peacottの基本構造>

  • 特長

    用途に合った外装を選択できる
    外装はセラミック、高耐熱フィルム、シリコンラバーの3種類があり、用途に応じて選択可能です。
    形状の自由度が高い
    Peacottは四角や丸型凸型凹型など形状に加えて、カール(曲げ)形状などにも対応しております。
    河合電器では、90年以上熱やヒーターを扱ってきた知識を元に、用途によって最適な外装の選定、取り付け方法のご提案など、お客様のニーズに合わせたご提案が可能です。

    <Peacottの適用例>

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