海外認証取得
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UL認証ヒーター
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12,000
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UL認証ヒーター
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カートリッジヒーター / シリコンラバーヒーター / シーズヒーター / シーズヒーター
(プラグ型・フランジ型)/ 配管ヒーターなど、
UL認証品のベースモデルは10種類以上!
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(ヒーター部分に限ります)
UL規格とは、UL LLC(Underwriters Laboratories Limited Liability Company、以下UL社)が策定する製品安全規格です。
アメリカ市場へ輸出する製品を製造・販売する国や企業は、UL規格の認証を取得することがスタンダードとなっています。
ただし厳密には、UL規格の認証取得がアメリカの法律で義務付けられているわけではありませんので、アメリカ市場への輸出を予定しているにも関わらず、ULマークは必要ないと思われているお客さまが多くいらっしゃいます。
しかし、海外規格と15年以上向き合ってきた河合電器製作所としては、
設備や装置をアメリカ市場へ輸出するならUL規格の
認証取得が
事実上必須であると考えています。
UL規格の認証取得が必須であると言い切れる理由について、順を追って説明します。
UL規格を含め、アメリカにはたくさんの安全規格が存在しますが、主要な規格は以下の2つの団体によって管理されています。
アメリカ国民の職業上の安全・衛生基準を制定し、
施行するために設立された政府機関。
アメリカ国内の民間企業が作成した規格を国家規格として指定する役割を担う組織。
これら3つの安全規格は、アメリカ市場に設備や装置を輸出する際は決して避けて通れない規格です。なぜなら、これらの基準を満たすことができないと、アメリカでの販売を自治体に認めてもらえなかったり、保険会社によっては火災保険の対象外とされてしまうなどのリスクがあるためです。
では、それがUL規格の必要性とどう関係があるのでしょうか?
アメリカ市場で必須とされる「OSHA基準」と「ANSI/NFPA70」「ANSI/NFPA79」の安全基準を満たしていることを証明するには、それぞれの評価機関における試験をパスする必要があるわけですが、実はその評価試験において、ULマークを事前に取得しているか否かがかなり影響すると言われています。
理由は、OSHA(労働安全衛生局)とANSI(米国規格協会)の両方にUL社が深く関わっているという背景があるからです。
OSHA基準への適合証明を得るためには、OSHAに正式認可された公認試験所での評価試験をパスする必要がありますが、その公認試験所の代表格として、UL社が存在します。
ANSIは、SDO(規格開発機構)という民間企業団体が作成した安全規程を国家規格として指定する役割を担っていますが、その民間企業団体にUL社が加盟しています。
このように、OSHA(労働安全衛生局)とANSI(米国規格協会)の両方にUL社が深く関わっているという点は非常に重要です。
なぜなら、UL社の歴史と実績に対する信頼度は非常に厚く、UL社はOSHAとANSIからも一目置かるほどの存在感を持っているので、
ULマークを事前に取得済みであれば、一定基準の安全性があらかじめ保証されているということで、評価試験が簡略化され、比較的簡単にパスできると言われているのです。
反対に、ULマークを取得できていない状態で審査を受けてしまうと、指摘を受けてしまうリスクが非常に高くなります。
このような背景から、UL規格の認証取得自体はアメリカの法律では義務付けられていないものの、
「OSHA基準」と「ANSI/NFPA70」「ANSI/NFPA79」の認証取得を考えると、結果的にUL規格の認証を取得しておくことが得策であるという状況がアメリカでは出来上がっているのです。
これが、UL規格が事実上必須であると河合電器製作所が結論付けた理由です。
UL規格の認証取得の必要性をおわかりいただけたところで、次はULマークの種類の違いについて説明します。
実際にはもっとあるのですが、以下の2種類を抑えておくことがまずは大切です。
最終製品につけられるULマーク。
最終製品のサンプルがUL社の要求事項を満たしていると認定された場合に使用が許可される。
部品や材料につけられるULマーク。
単体では機能しない、あるいはその機能が制限されているコンポーネントがUL社の要求事項を満たしていると認定された場合に使用が許可される。
一般的に、リスティング・マーク(最終製品のULマーク)を取得しておく必要性は広く知られていますが、レコグナイズド・コンポーネント・マーク(部品・材料のULマーク)の必要性は意外と知られていません。
しかし、海外規格と15年以上向き合ってきた河合電器製作所は、レコグナイズド・コンポーネント・マーク(部品・材料のULマーク)の取得をするからこそ生まれるメリットがあると考えています。
ヒーター部分に関しては、必ずしもULマークを取得しなくとも、”UL規格相当の安全設計”がされていれば十分であると考えられているお客さまが多くいらっしゃいますが、河合電器製作所では、ヒーター単体でのULマーク(レコグナイズド・コンポーネント・マーク)の取得を強くおすすめしています。
それはなぜか?理由は以下に尽きます。
最終製品のULマーク(リスティング・マーク)を取得する際、構成部品にヒーターという熱源が使用されている場合は、ヒーター単体での安全性はかなり厳しく追求されます。熱を発するという特性上、アメリカでの要求水準は高まっています。
もちろん、ヒーター単体での安全性評価が合格となれば、最終製品のULマーク(リスティング・マーク)の取得へ向けて前進できますが、実はヒーター単体でULマークを事前に取得しているか否かで、最終製品の評価試験全体に大きな違いが生まれるのです。
ヒーター単体でULマークを取得していれば、ヒーターに関しては安全性評価を省略することができるため、費用・期間を節約できます。
ヒーター部分の安全性評価に伴うリスクはほぼ無いと考えていただいて構いません。
ヒーター単体でULマークを事前に取得していない場合は、UL社がヒーターという熱源の安全性を個別評価する必要があります。
そのため、ヒーター単体でULマークを取得していた場合と比べ、費用・期間が多くかかる傾向があります。
ヒーターの設計情報や構成部材の情報は、一般的にはメーカー側の機密情報に該当するため、NDA(秘密保持契約)の締結などを経てヒーターメーカーに対して情報開示請求していただかなければいけません
上記で合格できれば報われますが、仮に不合格となった場合は販売中止や再設計などが余儀なくされ、スケジュールやコスト面で大きなダメージを受けることとなります。
つまり、レコグナイズド・コンポーネント・マーク(ヒーター単体でのULマーク)を取得していないと、リスティング・マーク(最終製品のULマーク)を取得する際のリスクやデメリットが極めて大きくなるということなのです。
ヒーターがUL規格相当の安全設計を満たしているだけではあまり意味がなく、ULマークを正式に取得しておくことではじめて価値が生まれるということをお分かりいただけたでしょうか?
これが、河合電器製作所がヒーター単体でのULマークの取得(レコグナイズド・コンポーネント・マークの取得)を強くおすすめする理由です。
ヒーター単体でのULマークの必要性をお分かりいただけたところで、「非・UL規格認証ヒーター」と「”河合電器製作所の”UL規格認証ヒーター」のメリットとデメリットをあらためて整理します。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
このように、ヒーターの単価が多少高くなったとしても、お客さまのアメリカ市場展開を妨げるリスク要因を事前に減らすことができますし、一品一様のオーダーメイド・ヒーターを導入できる利点も加味すれば、河合電器製作所のUL規格認証ヒーターを選んでいただくことが絶対におすすめです!
無料相談を申し込む河合電器製作所のUL規格認証ヒーターのラインナップをご紹介します。
河合電器製作所は一品一様のオーダーメイド・ヒーターをご提供していますが、以下にご紹介するUL規格認証ヒーターは、仕様に一定の幅を持たせた上でULマークを取得していますので、お客さまの要求仕様が基準内に収まっていれば、そのままUL規格認証ヒーターとして製作してお納めすることができます。
また、仮にお客さまの要求仕様が基準内に収まっていなくても、新たにUL規格の認証を取得してご提供することが可能ですので、仕様面のご要望に関しては遠慮なくお申し付けください。
棒状のセラミックに巻き付けた発熱線をパイプの中に挿入し、それらの隙間を熱伝導性と絶縁性に優れたMgOパウダーで封じ込めた、電力密度の高い棒状ヒーターです。約40年前にドイツの技術を取り入れ、国内で改良を重ねた河合電器製作所のカートリッジヒーターの安定性は群を抜いています。リード線が切れる、ヒーターの絶縁が悪いなどでお困りの際は、ぜひご検討ください。
ニッケル合金をシリコンゴムシートで挟み込んだ面形状のヒーターです。シリコンゴムシートは、ガラス繊維で補強していますので引っ張り強度も強く、様々な形状に対応することができます。また、発熱抵抗体はヒーターの面積や電力容量などの条件により、ニクロムワイヤ、 ニクロムリボン、ニクロム箔の3種類の中から選択しています。河合電器製作所では、独自の技術を駆使することで、平面から複雑な三次元まで、さまざまな形状に対応しています。
金属パイプの中心に発熱コイルを挿入し、金属パイプと発熱コイルの隙間をMgOパウダーで固めた直管状の構造となっています。 空気加熱、液体加熱から霜取りまで、幅広い用途で使われています。河合電器製作所の中では最も歴史が長く、古くは家電製品向けに、近年は産業機械向けに、たくさんのお客さまに提供している製品です。長い歴史に裏付けされた技術力、ノウハウ、豊富な実績がありますので、さまざまな用途で安心してご使用いただけます。
プラグおよびフランジに対応したシーズヒーターです。基本的な特徴は通常のシーズヒーターと同様ですが、多種多様な加工に対応できる河合電器では、大型フランジも製作することが可能です。
配管・バルブ・ポンプを加熱するために専門設計されたシリコンラバーヒーターの応用製品です。ヒーターの外側に断熱材をつけているので消費電力のムダが少なく、やけど防止にもなります。気体の保温、液体の流動性の向上、配管内の結露対策など、様々なご要望にお応えします。
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