COLUMN

2024.03.06

熱コラム

UL規格認証ヒーターを検討する時にまず確認すべき規格書とは?

最近「既存ヒーターを米国向けに適応したUL規格認証ヒーターにしたいが、どこから手を付ければ良いか分からない」とご相談頂くケースが増えております!

河合電器からは、「まずは最終製品(装置)のUL要求事項から、ヒーターに関する具体的な要求内容を確認してください!」とお伝えしておりますが、UL規格認証ヒーターをご検討されている方のご参考になるよう、この記事で少し詳しくお伝えします。

1. UL要求事項を確認すべき理由

米国向けにヒーター内蔵製品を出荷する際には、UL規格認証が必要となります。UL規格について詳しくはこちらをご確認ください。(UL安全規格とは | FAQ | 河合電器製作所

UL規格の認証取得に必要な項目は装置によって異なります。そのためヒーターの設計も装置ごとの要求に準じる必要があります。ヒーターが設計上満たすべき条件を知るためには、装置の要求事項を確認する必要がありますが、装置の要求事項がわからないと、ヒーターがUL要求事項を満足できるかどうか判断できないため、ヒーターが誤った設計をしてしまうことでUL認証不適合となる可能性があります。こうしたリスクを避けるためにも、まずは「装置の要求事項を確認する」ことがはじめの一歩となります。

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2. ULの要求事項とは

最終製品のUL要求事項とは、具体的には「規格書」を指します。例えば電熱機器の場合は「UL499」となります。この規格書には、電気絶縁や発熱体などの電熱機器のUL規格認証に必要な内容が記載されています。UL社に申請をすると、この規格書に基いてサンプル試験や資料による評価が実施されます。無事に認証となった際には、プロシージャ(UL認証レポート)が発行され、より細かな条件が記載されます。

3. UL規格認証ヒーターに関するお困りごとは河合電器にご相談を!

今回の記事でご紹介したことは勘所のごく一部です。河合電器は海外認証取得サービスで15年以上の実績があります。特にUL規格やCEマーキングのお問い合わせが年々増えております。

河合電器のUL規格認証ヒーターについて詳しく知りたい方は、以下のバナーからアクセスしてください!

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